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塩ビシートの貼り方と施工時の注意点

塩ビシートの貼り方【ドライ貼り】

塩ビシートを複合板やアクリル板等への貼り付けるときの貼り損じ問題を少しでも解消して頂き、設置後の耐候・耐久年数を長期に渡り掲示して頂く為の注意点です。一度参考にしてみてください。

塩ビシートの貼り方1
埃や油汚れをキレイに取り、水滴も取り除いてください。

塩ビシートの貼り方2
位置合わせをし剥離紙を3〜5cm剥がし借り止めします。

塩ビシートの貼り方3
剥離紙を少しずつ剥がしながら浮いた処を左右に空気を抜くようにスキージを移動させます。

塩ビシートの貼り方4
塩ビシートをすべて貼り終わったら十分な圧力をかけ接着させます。

塩ビシートの貼り方5
はみ出したシートは必ず断ち切りをしてください。※剥がれの原因になり注意が必要です。

上級仕様の貼り方

四方を包むよう裏側に巻き込んで貼り付けてください。塩ビシートの収縮に依る伸び縮みを抑え、エッジからの剥がれを抑えることが出来、最良の施工方法です 。
※データ入稿時、板厚にもよりますが四方20〜30cmくらいの巻き込みのための伸びを作っておいてください。


上級仕様の貼り方

シート貼りの注意点
  • 塩ビシートは水貼りの施工もできます。
  • 楽貼り塩ビシートは水貼りの施工は避けてください。
  • ガラス面への貼り付ける場合、網込ガラスは割れる可能性があります。
  • 施工時の注意点

    下記、塩ビシートの施工方法はあくまでも参考施工例です。
    すでに既存の出力シート、看板において何年も設置され問題のない物件も数多く、また、街中にも多く見かけられます。しかし、貼り方や施工方法によって、耐候年数や耐久年数より早期に問題が発生する場合もございますので注意が必要です。

    施工例1
    板を並べて施工する時は絵柄を合わせ板に貼り並べてください。又、シートは断ち切りをし充分に圧着してください。

    施工例2
    既存のシート上から上貼りしますとシートの浮きや剥がれの生じる原因になります。
    出来れば既存シートを剥がしていただくか、もしくは板面ごと新しく取り替えて頂く事をお勧めします。

    施工例3
    一枚の大判シートにて板1、板2と貼合わせた時、継ぎ目の箇所から剥がれシートが裂けができます。

    施工例4
    補強にて継目の処にシートを重ね貼り施工やアルミテープにて補強処理をし重ね貼りをした場合もシートが裂けることがあります。

    施工例5
    塩ビシートを上下に分割して施工する時は下側のシートから貼り付けしてください。
    ※雨水や埃の侵入による剥がれの原因となります。

    再剥離塩ビシートの注意点

    再剥離塩ビシートの注意点
    再剥離シートは一年ぐらいの仕様であれば、貼替えに適した商品です。但し、アクリル、塩ビ、ポリカーボネート等の樹脂板や既存の塩ビシートの上貼りは、剥がす時に糊残りが発生し(※可塑性の移行)剥がれにくくなります。

    ※可塑剤の移行とは…
    塩ビ糊付きシートで、施工後てしばらくしてから発生するクレームのひとつに「可塑剤の移行」があります。
    プラスチック原料(アクリル板、塩ビ板等、)と可塑剤の入った塩ビシートを貼り合わせた時、 長期間接触し続けると、その可塑剤がプラスチック成形品に移って劣化させてしまい、不具合を生じさせる現象です。
    可塑剤というのは塩ビや樹脂等の基材に入っている添加剤のことで、樹脂の柔らかさを維持するために配合されています。 たとえば、消しゴムをプラスチックの筆箱や、机の引き出しのプラスチックトレーの中に長期間入れっぱなしにしていたり、 塩ビシートの床材の上にプラスチック製品を置いていて、久しぶりに動かそうとすると相手方のプラスチックに べったりと貼り付いていたり色が移っていたりしたことはありませんか?
    これは消しゴムや塩ビシートに含まれる可塑剤が染み出して成形品に移ってしまうために起こる現象です。
    可塑剤の移行は使用される環境や期間によってゆっくりと現れるため、製品の設計や試作段階では検証できないことが多く、 市場にでまわってからクレームになることがあります。
    その製品が可塑剤を多く含んだ基材でプラスチック原料と接触し続ける場合は その影響を考慮して、プラスチック原料を選定する必要があります。 一般に耐薬品性の弱いプラスチック原料などは要注意です。ガラスなど耐薬品性の強い樹脂であれば比較的安心です。

    商品やサービスについてのご不明な点など、お気軽にご相談・お問合せください。